養蜂はミツバチが集めたご飯を分けてもらう仕事。でも、ご飯をたくさん取り過ぎるとミツバチのご飯は無くなってしまいます。お腹ペコペコ。だからミツバチに人工餌を与えます。絞るための蜜が少なくないときも人工餌を与えます。人工餌もはちみつになるから。ラベルに原材料「はちみつ」は何の蜜でしょう。みどり産業は、効率や利益率のためにはちみつを人工的なものにしません。
令和ですが、昭和の味がするはちみつです。
はちみつはミツバチのご飯です。
The 昔ながらの作り方。
それが春日部のはちみつ。ミツバチが花から花粉と蜜を集めてくる。それを糖度80%程度になるまでミツバチに水分を飛ばさせて、それから絞る。最後にゴミを取り除いて瓶詰めすれば完成、効率は求めないから加熱はしない。だから懐かしい味がする。春日部の蜂蜜です。
花の蜜だけのはちみつ、
春日部の蜂蜜
天然のはちみつは甘いだけじゃない。
本来のはちみつは多くの乳酸菌を含み、その餌となる糖分を含むため腸内環境を整えてくれる働きがあります。他にもミネラル、ビタミンを含み砂糖の三分の一の量で同等の甘さ、しかも同じ重さの砂糖よりも20%カロリーの低い天然甘味料です。そんなはちみつの良い成分の敵は熱。大量生産のはちみつは加熱を避けられません。瓶詰めの工程で加熱をすることで粘性を下げて濾過しやすい状態にするなど、加熱をします。はちみつは加熱をすることで、ただ甘いだけの天然甘味料になってしまいます。春日部のはちみつは違います。大量生産をしないので、加熱の必要がありません。だから天然の恵みそのままのはちみつをお届けできるのです。
非加熱で花の蜜だけ、
春日部の蜂蜜
はちみつの栄養は花粉にある。
本物のはちみつは、気温が下がることで結晶化と呼ばれる状態になることがあります。それは白く固まった状態。例えばアカシヤは結晶化しにくい花のひとつ、逆に結晶化しやすい花もあります。はちみつと言っても花の持つ特性で様々。味としては人気のない、蕎麦や栗。蜜も黒ずんでいます。しかし、健康面を気遣ってはちみつをとお考えなら、一度お試しいただく価値はあると思っています。様々な花の違いの味も、楽しんでみてください。
季節の味も楽しさのひとつ、
春日部の蜂蜜
不自然な自然もある。
人工的に作られた餌を与えられても、ミツバチはそれをはちみつとして蓄えます。この蜜が売られていることもあります。自然とは不自然なことです。でも、はちみつははちみつ。純粋、天然、生と記載されていても花の蜜だけとは限りません。本来のはちみつはミツバチが集めた花の蜜が巣に蓄えられ、さらにミツバチが巣の中で羽を羽ばたかせ、水分を飛ばして糖度を80%程度まで引き上げたもの。その蜜を遠心分離機で絞り、余分なゴミをただ濾過したものです。本来のはちみつ、それはコクも味も香りも違います。